業務用脱毛機を中古で購入する前に知ってほしいメリット・デメリット

更新日:2023.2.15

業務用脱毛機を導入する際、マシンのスペックやサイズ感のほかに費用対効果も気になるところではないでしょうか。

新品の脱毛機を扱っているといっても、すぐに施術に人気が集まるとは限らないものです。高価なマシンを1台導入するだけでも、費用面で悩ましいかもしれません。

この記事では、中古の業務用脱毛機を購入する場合のメリットとデメリットについてそれぞれ詳しく紹介します。新しいタイプか中古かで判断に迷う場合に、ぜひ参考にしてください。

中古の業務用脱毛機を購入するメリット

中古の業務用脱毛機は、初期費用がかかりにくくサブビジネスとしてもスタートしやすいことがメリットとして挙げられます。それぞれのメリットを詳しく確認していきましょう。

初期費用を安く済ますことができる

中古の脱毛機は、一度は誰かの手に渡った実績があるものの問題なく作動し、メンテナンスも経て新品と変わらずに利用できるマシンです。一括での支払いに加えて、リース(レンタル)やビジネスクレジット(割賦契約)での支払い方法もあります。

新品の製品に比べて安く購入できるため、「必要なスペックを満たしており、安いマシンを導入したい」「中古のもので初期費用を抑えたい」「はじめは新品ではなく中古のものでマシンの性能や取り扱いに慣れていきたい」など、さまざまなニーズに応えることができます。

新品のマシンは、1台あたりの価格が数十万円から数百万円にのぼるものが多く、中古品はそれよりも安く価格が抑えられています。初期費用として、マシン以外にもお金をかけなければならない場合は中古品のレンタルや購入から始めてみても良いかもしれません。

サブビジネスとして試しやすい

脱毛サロンの開業は初めてだけれど、すでにエステサロンやネイルサロンなど他のビジネスも手掛けており、同じ系列のサロンとしてサブビジネスを展開したいというニーズにも、中古の業務用脱毛機が役立ちます。

新品の脱毛機はメーカーへの問い合わせに始まり、必要なスペックの確認や見積もりを経てデモ(お試し)を導入する手間がかかりますが、中古は在庫さえ揃っていればすぐに購入が可能です。もちろん希望するスペックの確認は行われますが、新品ほど気をつかわずに購入やレンタルがしやすい点がメリットといえるでしょう。

新品の脱毛機は誰の手にも渡っていないため、正規の価格で販売されています。それに対して中古の脱毛機は旧来の機種ではあるものの価格が抑えられているため導入しやすく、必要に応じてレンタルや購入をするだけで、すぐにサブビジネスをスタートさせられます。

中古の業務用脱毛機を購入するデメリット

中古の業務用脱毛機は、新品ほど高額ではなく導入もしやすくなっています。ただし、新品ほどの新しさがないことには注意が必要です。ここからは中古のデメリットについて紹介します。

メーカーサポートが受けられない可能性がある

中古品の注意点として、メーカーのサポートが受けられにくい点が挙げられます。保証期間を過ぎていると、その製品の使用にかかるメンテナンスはすべて購入やレンタルを行った側の責任となり、問い合わせや部品交換の申し込みは自分自身で行わなければなりません。

サポートが受けられない製品を購入したとしても、使用に支障がなければ特に問題はありません。しかし使い方が分かりづらかったり、海外の製品で英語やその他の言語で説明書きが記載されていたりするマシンも多いため、使用に不安がある場合は新品での購入をおすすめします。

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保証期間が受けられない可能性がある

中古品はいわゆる「型落ち」のモデルです。新品の製品には、家電製品などと同じように保証期間が設けられていますが、中古の場合保証期間が過ぎているものが多くみられます。

保証のないマシンは、そのまま使い続けられれば問題はありません。故障した際の修理・交換依頼はすべて自己負担となるため、マシンの点検や部品の交換依頼は保証が残っているうちに済ませておくか、レンタルや購入の前に信頼のできるマシンであることをよく確認してから導入するようにしましょう

消耗品がすでに廃盤になっている可能性がある

マシンの使用には、カートリッジやハンドピースが必要になります。本体が正常に作動していても、カートリッジを交換しなければならなかったり、ハンドピースが急に壊れてしまったりするケースが考えられます。

中古品のデメリットのひとつが、消耗品の在庫数が限られてしまうケースです。他のアイテムで代替がきかない場合、そのマシンは使用を続けることはできません。

中古品の在庫については、レンタルや購入を行った業者になければメーカーに問い合わせることになります。日本国内に問い合わせ先がある場合はすぐに在庫の有無を調べられますが、海外にしか窓口がない場合もあります。

マシンの故障履歴がわからない

中古品は一度人の手に渡ったものであり、レンタルや購入形式で提供されているマシンは必ずメンテナンスや動作チェックを行っています。

しかし、一度故障した製品を手直ししてもマシンそのものに不具合があれば再度故障が起きてしまう可能性があり、確実に新品ほどのスペックが保証されているわけではありません。

製品によっては元から故障しやすく、不具合を重ねたために手放されている製品もあります。どこをどのように直したのかがわからないものも在庫として提供されているため、不良品を手に入れてしまうリスクも考えられます。

業者に直接故障履歴を尋ねる方法もありますが、メンテナンス履歴がわからないものがほとんどです。中古品はあらかじめ中古であることを踏まえて購入やレンタルを行うもののため、クレームや返品も受け付けられない場合が多く、注意が必要です。

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最新機種の脱毛機が手に入りにくい

中古品を揃えている業者や店舗では、最新型の機種が揃っておらず希望するスペックのマシンが手に入りにくい可能性があります。

業者の在庫を確認し、マシンの種類や価格、スペックをよく比較して決定しなければなりませんが、希望していたものが揃っていなければ他の業者に変更するか、新品のものを購入またはレンタルするかといった方向性の転換も必要になります。

最新の機種には、スピーディな脱毛が可能なSHR(蓄熱式・往復照射が必要)脱毛やTHR(蓄熱式・往復照射が不要)なものも揃っていますが、中古の機種は従来のIPL方式にとどまるものも多く、手間やコストがかかる点で最新機種に劣る可能性もあります。

照射の手間がかからず、施術がスピーディに終わるマシンは痛みや時間的な負担がかかりにくいため、顧客の満足度向上にもつながります。店舗に必要なマシンのスペックを確認したうえで、中古または新品のどちらを選ぶか検討しましょう。

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まとめ

今回は、中古の業務用脱毛機を導入するメリットとデメリットについて紹介しました。

中古には保証やその他のサポートが付帯していないものが多く、アフターフォローが期待しにくいデメリットがあります。万が一のトラブルが発生した場合、店頭での対応からメーカーへの問い合わせや確認までは自己責任で行わなくてはなりません。

ウィズアスは、サロンの開業支援・集客・運用までをトータルサポートとして提供しています。マシンの導入や新規事業の開業を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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