しわ対策にはフラーレンがおすすめ!期待できる効果は?

更新日:2023.7.20

しわが目立つとそれだけで老けた印象を持たれてしまうので、しっかり対策をとりましょう。効果的な成分を探している方におすすめしたいのが「フラーレン」です。 

どのような成分なのか、そもそもなぜしわができてしまうのかなどについてご紹介するので、参考にしてみてください。 

フラーレンとは

フラーレンは、数十個の原子で構成された構造をもつ炭素の同素体です。化粧品にも配合されており、カーボンナノチューブ、ハイパーダイヤモンドといった素材としても用いられています。

2007年には独立行政法人 産業技術総合研究所が各種ナノ炭素材料の活性酸素(一重項酸素)の除去能力に関する測定を行い、結果として高次フラーレンや金属内包フラーレンが高効率で除去できることを発見しました。

この除去能力は、自然界でもっとも活性酸素を除去する能力があるとされているカロテノイド色素類と同等であるとされ、人工での大量合成も可能なため、抗酸化作用と有用性に注目が集まっています。

美容成分としてのフラーレンの働き

活性酸素は体内で常に産生されている物質で、呼吸活動によって取り込まれた酸素の一部が活性化したものです。

人間の体には元から抗酸化機能が備わっていますが、不規則な生活や食生活の乱れ、喫煙習慣などさまざまな原因によって抗酸化機能よりも活性酸素の産生量が上回ってしまうと、活性酸素の働きによる細胞が傷ついて肌が老化し、その他にも様々なトラブルを引き起こしてしまいます。

美容成分としてのフラーレンは、お肌を老化させる活性酸素の除去に役立ちます。抗酸化作用の高い栄養素ではビタミンCやビタミンEが有名ですが、フラーレンはそれよりも高いアンチエイジング力を持っているといわれています。フラーレンを取り入れることで、しわ対策・美白・ニキビ改善・毛穴ケア・赤みの改善・保湿効果などが期待できるのです。

サプリメントからフラーレンを経口摂取する場合は、酸素から派生して作られた活性酸素に直接アプローチができるため、体の内側からアンチエイジングを目指すことができます。天然の抗酸化栄養素であるビタミン類やカロテノイドなどと併せて摂取することも可能です。

スキンケアアイテムとして化粧水や美容液を使う場合は、美容成分や水分が浸透する角質層まで入り込み、紫外線などの外的な要因から受ける酸化ストレスへの抗酸化作用が期待できます。抗酸化力をもつフラーレンを直接塗布できるので、アンチエイジングのためのスキンケアとしても役立てられます。

▼こちらの記事では、フラーレンに期待できる効果やおすすめの商品について紹介しています。ぜひご覧ください。

フラーレン配合の化粧水で若々しい肌を目指す!おすすめは?

しわができる原因と予防策

そもそもなぜしわができてしまうのかというと、大きな原因は乾燥と老化、表情の癖によるものです。 

紫外線

紫外線は、表皮の奥にある真皮層にまで届く紫外線B波と、浅い場所にある表皮層などに作用し日焼けの原因となる紫外線A波に分かれています。

しわの原因となる光線はB波ですが、肌へのダメージはどちらの紫外線でも発生してしまうため、B波だけをカットすれば良いというわけではありません。

乾燥

肌が乾燥して弾力がなくなると肌がたるみやすくなってしまいます。また、紫外線を浴びると肌に活性酸素が発生し、肌の潤いを作るのに欠かせないコラーゲンを分解し、しわができやすくなるので注意しましょう。 

肌が乾燥しやすい方は乾燥予防の対策をとることに加え、活性酸素対策も行うことが重要です。 

▼こちらの記事では、肌の水分量をアップさせる方法について詳しく解説しております。あわせてご覧ください。

肌の水分量をアップさせて若々しい肌を目指す!効果的な方法は?

老化

老化によるしわは仕方がないものと考えてしまいがちですが、この老化とも紫外線が深く関わっており、紫外線を浴びた肌では「光老化」と呼ばれる現象が起きてしまいます。 

コラーゲンなどの肌のハリ成分を補いましょう。 

表情の癖

眉を寄せるような癖があったりすると、その癖が原因でしわが刻まれてしまうことがあります。表情の癖に注意しましょう。 

フラーレン配合化粧品はロゴマークを参考に選ぶ

フラーレンを配合した化粧品は、機能や特徴によっていくつかのタイプに分けられており、配合化粧品には特有のロゴマークが付けられています。

フラーレン化粧品をスキンケアに取り入れる際には、ロゴマークを確認して肌タイプに合うものを選んでみてください。

ラジカルスポンジ

ラジカルスポンジは、「水溶性のフラーレンを配合している」という意味のロゴマークです。

本来フラーレンは水に溶けにくい成分でしたが、添加物と混ぜ合わせることで角質層の上部にも届く水溶性の特性を持たせています。水溶性のため、化粧水やローション、美容液など幅広い製品に配合されています。「R.S.」というロゴマークが目印です。

モイストフラーレン

モイストフラーレンは、世界で初めて植物由来の成分を使用した化粧品原料フラーレンです。

肌のバリア機能を改善するために、フラーレンの抗酸化力に植物由来の水添レシチンやフィトステロールズを加えており、高い保湿力で肌なじみの良さを加えています。製品には「M.F.」のマークが付けられています。

リポフラーレン

リポフラーレンは、油溶性の性質をもった化粧品原料フラーレンです。

植物性スクワランに融解しているため、肌にやさしくビタミンC誘導体との配合も可能。ビタミンCを酸化させずに配合できるので、スキンケア製品に適しています。製品には「L.F.」のロゴマークが付けられています。

ヴェールフラーレン

ヴェールフラーレンは、パウダー状に加工された化粧品原料フラーレンです。

フラーレンのもつ美容効果を保持しながら、パウダーなどのメイクアップ用品に配合することができます。「V.F.」のロゴマークが付けられています。

ヘアシャイニーフラーレン

「H.F.」のロゴマークは、ヘアケア製品に付けられるフラーレン製品のロゴマークです。

このマークが付けられたフラーレンはヘアケアに適した配合であり、肌と同じく髪に浸透して抗酸化のメリットを与えます

サンガードフラーレン

太陽のマークと「S.F.」の文字が印象的なサンガードフラーレンは、サンケア製品に付けられるフラーレン製品のロゴマークです。

フラーレンのもつ吸収能力を活かした製品であり、サンスクリーンアイテムのもつ紫外線吸収能を高めています。

植物由来フラーレン

グリーンの文字で「Natural Fullerene」と書かれているロゴマークは、既定値(1%)以上のフラーレンを配合した製品の証です。

水溶性フラーレンや油溶性フラーレンのマークとは別に、配合率を示したものであり、開発元であるビタミンCバイオリサーチ株式会社の登録商標という意味ももっています。

しわ対策でおすすめの化粧品をチェック

対策のためには、活性酸素を除去するフラーレンや、潤いを作るのに欠かせない成分を取り入れていくスキンケアを行いましょう。 

おすすめのスキンケア商品が、「フローレスC60」です。フラーレンを配合していることによりしわの改善効果や、シミの原因となるメラニン色素の生成抑制効果が期待できます。 

また、抗糖化作用があるハマナス花エキスを配合しているため、くすみ対策もできるのです。それから、フラーレンと同じく高い抗酸化作用を持つビタミンCも3種類配合しています。ビタミンC誘導体として配合することにより、肌の中で効率よく働く商品です。 

肌の潤いや弾力を高めるためにヒアルロン酸も欠かせませんが、3種類のヒアルロン酸をバランス良く配合しているので、長時間潤いをキープしたい方にも向いています。 

肌のバリア機能を高めたい方にぜひ取り入れて欲しいセラミドも3種類配合しており、それぞれの美容成分によって美肌作りをサポートしてくれる商品です。

スキンケアで弾力のある肌に

しわ対策には、活性酸素を除去するフラーレンや、潤いを作るのに欠かせない成分をスキンケアに取り入れましょう。

おすすめのスキンケア商品が、「フローレスC60」です。フラーレンを配合していることによりしわの改善効果や、シミの原因となるメラニン色素の生成抑制効果が期待できます。 また、抗糖化作用があるハマナス花エキスを配合しているため、くすみ対策も可能。フラーレンと同じく高い抗酸化作用を持つ3種類のビタミンCも「ビタミンC誘導体」として配合されています。

しわが目立ち始めると「加齢によるものだから」と諦めてしまいがちですが、今回ご紹介したように乾燥対策を取ったり、抗酸化作用を持つ成分を取り入れたりすることにより状態を改善させることが可能です。 

丁寧なスキンケアをしているかそうでないかによって肌状態は大きく変わってくるので、若々しい肌を目指している方はぜひスキンケアに力を入れてみましょう。 

「フラーレンC60」について詳しく見る

フローレスC60はクレンジング・洗顔料・ミストローション・クリーム・フリーヴ(飲む日焼け止め)の5種類をシリーズとしてラインナップしており、使い心地にもこだわったアンチエイジングスキンケアアイテムです。 アンチエイジングのためにいろいろなスキンケアを組み合わせる必要がなく、フローレスC60シリーズでクレンジングから保湿までが完了するので、時短ケアにも効果的です。

フラーレンを毎日の肌ケアに取り入れる

フラーレンには植物性や油溶性など、配合されるスキンケア製品に応じてさまざまなタイプが開発されています。

抗酸化アイテムとしてスキンケアに取り入れるときは、フラーレンが正しく配合されている製品を選びましょう。

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